« June 2006 | メイン | September 2006 »

July 27, 2006

軒下の風鈴

この時期昔は涼風甘美の為に「風鈴」を用意したものです。

軒下をぬける風が風鈴をなでて音が「ちりん」としただけで涼しく感じる。

とても風流な暮らしだと感じます。

 

家の部屋に風鈴の音が聞こえて来るには

もちろんのことではありますが部屋は風のそよぐ外と開け放しでないといけません。

今のように外と中とを完全に区切って生活するようになったのは、ここ最近のことなんでしょうね。

 

家族でのんびり過ごす時ぐらいは外に出れてもいいのではないでしょうか?

夜長をのんびり楽しむ時には外に出れてもいいのではないでしょうか?

家は部屋と外を分けるためにあるわけでもありません。

家の中に外を作ることも部屋を外にしてしまうことも出来ると思います。

家発想夢発送 -Concept of happy house-:BlogRankingに投票

July 26, 2006

日本の湿気

そろそろ梅雨も明け始めましたね。

26日付けで気象庁では四国・ 九州の梅雨明けが発表されていますね。

じんわりと少し遅めの真夏日の予感です。

日本のこの時期の気候の特徴に「湿気」がありますね。

昔から日本で「木の家」の姿が多く見られたのにはこの湿気の為とも言われています。

木には調湿効果があり、大変重宝されてきました。

要は木が湿気を吸ったり吐いたりして周囲の環境をコントロールしてくれるためです。

しかし最近では「高気密高断熱」の合い言葉に木の呼吸を止める風潮すらあります。

そこで外壁の内部に湿気がこもらないように壁内換気も考えられるようになりました。

高断熱化すると外の気温と家の中の気温の差で生まれてしまい結露の原因にもなりますね。

住む人に便利な家造りばかり考えていくと問題はあちこちに出てきます。

環境や周囲の条件に合わせて設計も考えていきたいと思います。

家発想夢発送 -Concept of happy house-:BlogRankingに投票

July 25, 2006

建てたい家の基準?

みなさんは家という物は一体何とお考えでしょうか?

いきなりぶしつけな質問ですが

気候に左右されることなく安全に暮らせて

住む人の財産を守る・・・そんな所でしょうか。

全くもってその通りですね。

みなさんそれぞれ今住まわれている家では

ある程度の場合上の目的が果たせていると思います。

では更に家を考えるのはどうしてでしょう。

「家族の変化に追従出来ない」

「豊かな生活環境を育みたい」

「借家より持ち家で過ごしたい」

等々いろいろ挙げられると思います。

この用件がそれぞれの家庭それぞれの人により違うわけですね。

ですが今までお話させて頂いたお客様のなかには

今住んでいる家を基準に「・・・・したい」となりがちです。

マンションに住んでおられる方

アパートに住んでおられる方

一軒家に住まわれている方

色々な基準が存在することになりますね。

これは当たり前のことですね。

他の家に住んだことが無いのですから。

私としてはまずその基準から把握して提案させて頂きたいと思います。

ですからまずお客様の家の方に私は打ち合わせに行かせて頂いています。

そこで、お話させて頂きながらお顔を拝見しつつ感じながらプランニングしたいと思っています。

もちろん、今のお客様の家の基準を作るわけではありません。

それより生まれる新しい基準を提案するためにも必要と感じています。

家発想夢発送 -Concept of happy house-:BlogRankingに投票

July 24, 2006

窓と戸の開き方の意味って?[引違方式]

すこし建具[窓・戸]についてお話してみますね。

建具というのは色々な開き方や構造がありますが

一般的によく使われる引違からみてみましょう。

引違は複数の戸・窓がすれ違うように構成される方式です。

引違方式

この方式の利点の一つに

「開け放し」にしやすいと言うことがあります。

風が吹いても戸・窓が閉まることも少なく

勝手に閉まることもありません。

換気したい場合にはとても便利と思われますね。

また明ける時も閉める時もスライドするだけな為に

周囲にスペースが無くても簡単に開け閉めできますね。

和室にこの方式が多いのは

周囲にスリッパ、またはお茶やお盆を、

置いたまま開け閉め出来るという事もあるかもしれません。

家発想夢発送 -Concept of happy house-:BlogRankingに投票

July 23, 2006

雨の日の傍観

今日の広島は午後から雨ですね。

シトシト降ってます。

日本では梅雨と言うこの季節

憂鬱になりがちでお嫌いな人もいらっしゃるかと思います。

「お出かけしても楽しくない」とか

「じめじめしてしまう」とか

「洗濯物が乾かない」とか

雨というのは予定を変更させられたり色々と傷害になりますものね。

個人的には雨の日に車をどこかに止めて

フロントガラスに当たる雨を見るのが結構好きだったりします。

廻りの嫌な雑音を雨音がかき消してくれますし

なんとなくのほほーーんとしてしまいます。

カーステも付けずただボーっと・・・

案外普段ボーッとしている時間は無いので

好きなのかもしれませんね。私の場合。

家でもボーッっと出来る空間みたいなものが

あればいいのにと思うのですが

今の一般的な部屋には情報も出来ることもやらなければならない事も

いっぱい詰まりすぎて時間がもったいなく感じてしまいます。

少しお片付けしてボーッと出来る時間も作りたいなぁと思ったりします。

 

家発想夢発送 -Concept of happy house-:BlogRankingに投票

July 22, 2006

視線の違いとバリアフリー

家の中でどう過ごすかと言うことを考えてみると

「立って座って寝る」この動作がありますね。

リビングで寝る姿勢なのか

椅子に座るスタイルを選ぶのか

そのまま床に座るのか

移動の時は必ず立ちます。

生活においても視線が上下することが解ります。

視線の高さ

例えばお部屋の天井が高いとどうでしょう

寝ようが座ろうが立とうがきっと変化は少なく感じることでしょう。

属に言う「広い」という感覚が浮かびます

では逆に低いとどうでしょう

座って居るときにはあんまり気にならなかったものが

急に気になってきます。

見える物に差があれば住む感じも変わってきます。

あえて天井を低くして

部屋の中にいる人をなるべく座るように

誘導することも出来るかもしれません。

立つことで別の機能を持った部屋に出来るかもしれません。

天井に段差を設けたり床に段差を設けたり考えてみると

少し違った部屋作りが出来ると思います。

バリアフリーと一辺倒に考え「床段差無し」という考えもありますが

バリアフリー=フラット

とは言い切れません。

あくまでバリアフリーというのは家にバリア(傷害)を設けないと言うことです。

人が一番躓く危険な段差は5mm程度のちょっとした段差なのですから。

家発想夢発送 -Concept of happy house-:BlogRankingに投票もちろん無駄な段差は使いやすさを損ねてしまう恐れもありますね。

バランスを取りながら設計したいと思います。

 

July 21, 2006

家は商品なのか・・・

こんにちは、ミヤです。

家というのは商品と呼んでいいものなのでしょうか?

こんな疑問を昔から思ってはいるのですが・・・

 

商品と言えば僕の場合すぐに家電製品が思い浮かびます。

by Disign [バイ・ デザイン]と言うメーカーをご存じでしょうか?

宣伝費等を極力抑え非常に低コストで液晶テレビを販売されています。

非常にスタイリッシュなデザインでなおかつ高性能です。

買う人が「TVをみたい」というなら純粋に低コストでいいものに超したことはありません。

 

では家の場合どうでしょうか。

コストというのは画一化→効率化→低コストとなります。

マンションやアパート、建て売り住宅等はこの考えから生まれた商品なのかもしれません。

ですが、家は長い間そこで生活する空間です。

できれば「あなたとあなたの家族」という型にぴったりの家考えたいとおもいます。家発想夢発送 -Concept of happy house-:BlogRankingに投票

July 20, 2006

家を建てるには申請がいります。

先日以前お世話になっていた会社で

設計を担当した物件の

建築完了申請の手続きをしました。

簡単に言うと

一戸建ての家の場合

建築確認申請  →  中間検査申請  →  建築完了申請

  着工前     建物の基本構造完成時   竣工時

となります。

今回はこの最後の工程でした。

 

上で見ると

まず家を建てるには

役所に書類を提出して許可を頂かなければいけません。

許可といえば書類・・・と思ってしまいがちですが

ご存じのように建物は建築基準法と言う法律が基本になっています。

この法律は安全に街が維持するため安全に健康的に人が暮らす為にあります。

建てるその人の為だけに家を考えてしまうと

御近隣の方々に迷惑な家も生まれるかもしれません。

私達建築士もいろいろな方々の住む人のために一番良い方法を考えつつ

建築基準法に準拠していくことになります。

家発想夢発送 -Concept of happy house-:BlogRankingに投票

July 13, 2006

家の開放感って? その3

お部屋にまどがなくては部屋が狭く感じてしまいますね。
例えば夜にカーテンを閉めた部屋と
昼間に窓を開けた状態の部屋と
条件は違っても受ける感覚は違います。

あたりまえとはいえ何故でしょう・・・

k-04

k-05

この差は皆さんお気づきの通り 
外の景色が見える事で距離感が遠くなる為に
広く感じるのではないでしょうか。
ということは・・・夜でも遠くが見えれば
開放的な空間になるのではないでしょうか?

遠くが見えると言うことは逆に見られると言うことでもあります。
しかしプライバシーの問題等かんがえながらプランニングすれば
可能に出来ると思います。
ただ窓をカーテンやブラインドで仕切るだけが
部屋じゃないとも考えれられるかもしれませんね。家発想夢発送 -Concept of happy house-:BlogRankingに投票

July 10, 2006

部屋は正方形?長方形?どっちがいい?

開放性から少しずれますが

今回はお部屋の形を少し考えてみたいと思います。

まず人間の視野は50゜と言われています。

それを前提に部屋の中心の端に立った図を書いてみました。

部屋の見え方

左側が正方形の部屋です。

どちらも視野的には下の部屋の端を見渡せない状況です。

これだと、部屋の端と端が見渡せない事になりますね。

見た目的には線が少ない為すっきりします。

どちらを向いても見た目の変化が少なく

部屋全体が均一なイメージがします。

また自由にタンスや机など配置しやすく

寝室や子供部屋に使用するのはどうでしょうか。

 

では左の長方形の部屋となると端と端が見渡せています。

こちらのポイントは部屋が見渡せると言うことですね。

逆に長方形の場合は短辺方向に立てば

正方形より見渡せない結果にもなります。

こちらは正方形の部屋より変化に富んだ空間が作れそうですね。

よくあるのは美術館の回廊のように

普通に進むときは向こうが見渡せて

絵を見ようと方向を変えると一気に距離感の縮まる感覚を覚えます。

人が活動を主にする場合こういった部屋の方が

変化がつきやすく見渡せる安心感もありリビングやキッチン

または玄関などにはどうでしょうか。

 

もちろんプランに絶対はないと私は思っていますので家発想夢発送 -Concept of happy house-:BlogRankingに投票

形でプランすることはありません。

ただそれにより内容がすこし変わってくると思っています。

July 5, 2006

家の開放感って? その2

開放的とはどんな時に感じるのでしょうか。
まずそこから考えていきたいと思います。

まず一つは人が動いて感じる開放感です。

 どんな時に感じるかシチュエーションを考えてみましょう。
  例えば
   真っ暗の洞窟の中を歩き、出口に到達。
   洞窟を抜けるとそこは一面の草原だった・・・

 といった視覚的な事から

  人の多い街中を歩き静かな喫茶店に
  入った時

 ということも開放感といえるかもしれません。

残りの一つは座って落ち着いて感じる開放感です。

 前例を使うと
  洞窟から草原に歩き出し
  ハンモックに揺られながら木漏れ日の中
  葉の揺れるのを眺めている

  喫茶店に入ったそこにはコーヒーの香りと静かな室内
  座り心地の良い椅子に座りのんびりとメニューを眺める
  外にいた先程とは時間の流れがゆっくりになる

開放感というのは
その人にとって落ち着かない状態から落ち着く状態に変化したときや
より落ち着くことの出来る状態を保てた時感じるのでは無いでしょうか。

家発想夢発送 -Concept of happy house-:BlogRankingに投票では次回は開放感ある家について考えたいと思います。

July 4, 2006

家の開放感って? その1

 部屋に求める事の一つに「開放感」という言葉があります。
開放感というのは色々な意味で奥が深く間違った使い方をすると
逆に大変な状況になることがあります。

部屋の中

こんなお部屋の壁を例えばガラス張りにしたとしましょう。
立地や条件を無視してしまいますと。こんな事になります。
 開放的な部屋

当たり前と言えば当たり前ですが、これではとても開放的な
家とは言えませんね。
もちろん周囲が自然溢れる風景が広がれば言うことないのですが
こればかりは土地の条件によりますね。
では、どうしたら開放的な家になるのでしょうか。
これから少しずつ私の思う「開放感」を書いてみたいと思います。
 家発想夢発送 -Concept of happy house-:BlogRankingに投票

July 3, 2006

7月は建築士試験月ですね。

先日昔からの友人より「みやもと まさたか」では呼びにくいとコメント頂きました。
確かに・・・考えればかなりその通りですね;;
改名しときます
みやもと まさたか改めミヤということで行こうと思います(単純ですが・・・ )

 7月と言えば建築士学科試験日のある月です。
今年は7/2(日)に二級そして7/23(日)に一級の学科試験があります。
緊張しながらの受験は今でも思い出します。

昔とある恩師に「建築士試験は目の上のたんこぶみたいなもの」と言われたことがあります。お聞きすると「たんこぶ(資格) が有っても無くても大して影響はないのだが取ると視界がひろがり成長に繋がる」といった意味だったと記憶しています。
なるほどなぁと取った後に実感はしたのですが、建築士の試験という物は一体なんなんだろうとも感じてしまいました。

家発想夢発送 -Concept of happy house-:BlogRankingに投票

July 1, 2006

建築の日

実は建築士の私も知らなかったのですが7月1日の今日は「建築士の日」です。

少し内容を抜粋してみますね。

         「建築士の日」の制定について
                 昭和62年10月2日 制定

今や建築士を取りまく諸問題は、その高度な技術の研究をはじめ、めまぐるしく移行する諸情勢と相まって、 複雑かつ重要な時期に直面していると言えよう。
  建築士のための指定講習会をはじめとする種々の施策は、建築士の質の向上と建築物の高度化への適切な処置はあるが、 広く社会に向かっての建築士の地位の向上については、 未だ何の策もとられていないのが現状であろう。
  われわれは、いま社会に向かって、地道な努力をして訴えていかねばならぬ多くのものを感じざるを得ない。
  ここに、全国的に「建築士の日」(7月1日)を設けて、社会に広くPRし、 われわれ自身も改めて建築士の意識を再確認する日としたい。

 社団法人日本建築士会連合会

新聞等で建築士の再試験の話題があります。
正直、建築士の私としては疑問を感じています。
私の廻りにいらっしゃる建築士の方々は日夜建築に取り組み
建築を自分の天職と唄い探求を重ねておられる方がたくさんいらっしゃいます。
今まで建築士という重みを支えてきた方々がいるのです。
再試験というならば、今までは何だったのでしょうか・・・

人間である前に建築士として生きてきた方々
建築士として責任を追われてきた方々
そしてなにより、そんな建築士を信頼されて建物をご依頼された方々に何と言いたいのでしょうか。

そんな方々の想いを考えると私自身納得の出来る答えが見つかりませんでした。
国が認めた建築士が信頼を失う事があったならなぜそこに目を向けて
責任ある国がどうあるべきか考えるべき時ではないのでしょうか?
このままでは今まで少ない財を使い建物を建てて来た市民のみなさんはなにも言うこともなく「偽」ということなのでしょうか。 取り巻く数々の建物はいままで守ってきたのではないでしょうかみなさん達を。
そのための建築士だったのではないでしょうか。家発想夢発送 -Concept of happy house-:BlogRankingに投票

top contact house policy works blog cost contact works01 works02 works03 works04 works05 works05 works05