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October 31, 2015

32th呉建築セミナー開催のお知らせ 講師:建築家 中村拓志氏

毎年も例年通り呉建築セミナーの準備をしております。呉へ全国的にも著名な建築家にお越しいただき最新の建築を伝えようと始まったセミナーになります。呉だけならず広島に新しい火を灯そうと始まったセミナーも今回で32年目ということになりました。今回のご講師いただくのはトップランナーや情熱大陸でも取り上げられた中村拓志先生です。

「愛着」を言葉にする中村氏の形は一見その言葉とは違った飛び抜け自由で奇抜な物に思えます。しかしそこには建築の中での「ふるまい」を引き出し様々なコミュニケーションを生み出す為に考えられた形。普段人の周りには沢山の形があります。テーブルや椅子もそうといえますが山も川もそうかもしれません。椅子があれば座りお茶をのみお話をする。ではそんなふるまいに合わせた椅子そしてそれが山の中にあったならと想像を膨らます様に建築という世界は建物の枠を超え広がっていきます。そんな広い世界のお話を聞けたらと思います。

32th呉建築セミナー 中村拓志氏
大きな画像はこちら

演題

    「 ふるまいのデザイン 」

講師

    中村 拓志 氏
(NAP建築設計事務所主宰,日本建築学会作品選奨・日本建築家協会優秀建築賞 他受賞多数)

日時

2015年12月2日(水) 18時−20時

会場

つばき会館4階音楽ホール
呉市中央6丁目2-9

■ 定員    200名
■ 参加費    無料
■ 申込み    不要

■ 主催

広島県建築士会呉地区支部

■ 協賛

(株)アマノ広島支店
(株)岡村製作所広島支店
(株)ジェイ・イー・サポート
(株)ダイキアクシス
大光電機(株)
太陽工業(株)中国支店
(株)日立ビルシステム中国支社
広島ガス(株)
文化シャッター(株)中四国支店

■ 後援

呉市
呉市教育委員会

問合せ先

広島県建築士会呉地区支部事務局 松田
TEL/FAX:0823-25-0230 E-mail:hksks90@yahoo.co.jp

October 27, 2015

美しい建築

建築の素晴らしさに圧巻されることもあります。単に思うのは美しい建築は美しい彫刻とは違い利用する人々から始まり周辺環境も含め全てを取り込んだ上で成立するものだと思っています。
島根県立美術館遠景
島根県立美術館へ行ってきました。日本を代表する建築家 故・菊竹清訓氏の設計で1990年代末に建てられたものです。銀色に輝くチタン製の変わった形の屋根が特徴です。敷地の位置もかなり特徴的で山陰本線と国道9号線そして県道37号線それぞれに宍道湖に追い出されたように配置されています。

島根県立美術館googleerth

島根県立美術館ファサード

島根県立美術館

島根県立美術館

交通の盛んな松江市街地と宍道湖の間に建っており別世界への仕切りの様に感じます。建物周囲にはウォーキングを楽しむ方やカメラを持ち夕日を撮影していたり親子が散歩をしていたりとその全てが絵に見えてきます。建物が美しい風景を作りながら自然に佇む姿には惚れ惚れさせて頂きました。

美術館から出てそのまま数分南に歩いて行くとこんな風景ににも会えました。
宍道湖の夕日

October 14, 2015

庭と家とそして物語

家づくりとよく言われますが家だけ考えればいいわけではないと何時も思います。
白黒のオセロのような物で室内がクロなら外はシロでお互いの状況によって入れ替わり変化していきます。
またシロクロはっきりしない部分があったりするのが家の設計。

先日松江の方へ足を運びました。
小泉八雲という名前はご存じない方はたくさんいるかと思いますが「耳なし芳一」の物語を知っている方は多いと思います。その物語の作者でギリシャ人でありながら日本の文化を偏見なく受け止められた人と説明にあります。その方のお住まいになられていたお家のお話をさせていただきます。

見事な庭先です。しかしとりわけ大きく広い部屋ではありません。
2.3人がのんびり庭を眺める程度の居間があります。

居間

この部屋の北側奥には2つの部屋に繋がっています。
説明によると小泉八雲氏はこの左側の庭から始まる物語を庭にしたと書かれていました。
そしてそれを窓から眺めながら煙草を吸っておられたそうです。



下の写真が一番北側の部屋になります。この3つの部屋が直線上に南から北まで並んでいます。

庭を素敵な借景と捉えればそれまでですがそれだけではないものを感じました。
この3つの部屋を何度か往復しているとなんとも楽しんのです。部屋部屋場所場所で見えてくるものが変化する様は紙芝居を見るかのようにいろいろ移り変わっていきます。3つの部屋の天井の高さもそれぞれバラバラで部屋毎に座った感じも全く別物に見えてきます。こちらで文章に起こすのは余りにも難しいのですが小泉八雲という人は家と庭という舞台を使い本を書いているのではと思わされました。

October 2, 2015

呉の秋祭り

呉ではこの時期は秋祭り。
その期間は9月の秋分の日から11月の文化の日にかけて各地の神社が順番に行われています。
お祭りでは「やぶ」という鬼が現れます。

呉のやぶ

こちらは鯛乃宮神社のやぶですがこのお面は各地の神社で微妙に違います。
各地域でそれぞれの特色が現れているんですね。情報社会で「どこでも一緒」な今の時代にはこういった「わが町」感はとても貴重に感じます。

お祭りはよごろ(前夜祭)と本祭の二日に渡るのが基本です。やぶの役目も各地によって少々違いがあるようですが流れとして本祭では巫女と街中を練り歩き最後は神社へ。やぶは巫女が神社へ奉納する邪魔をするかのように激しいせめぎあいになります。
この期間各地ではこんな感じでのぼりが目につき始めます。

そして先程事務所の前もご近所の皆さんと縄張りをしてきました。
いよいよ明日はよごろです。

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