俊山荘 広島県呉市
呉の山の中腹に埋もれるように建つ「俊山荘」
金谷さんという石鹸屋さんの別荘として建てられ、
昭和8年暮れから約1年間、高松宮両殿下が滞在されたそうです。
日本庭園を誂え南には呉湾の軍港を見渡すことの出来た
すばらしい眺望の立地条件でした。
昭和の香りを感じられるすばらしい建物です。
その香りのする部分的な質感をメインに
本当に一部ですが紹介させて頂こうと思います。
玄関前に立つ「高松宮」の名の彫られた石碑
今となっては廃屋になっているこの邸宅のすばらしかったであろう和室
木にはまだ生がみなぎっているのがよくわかる
建具の越しの眺望がとても落ち着く
障子と縁側の向こうにある
建具との重ね合わせのデザインが絶妙
向こうには呉湾が望まれる
和室廻りの建具全てにに配される金物
繊細で手触りのしっくりとくる
決して派手ではない緩やかな曲線を描く欄間から漏れる光りは
天井に流れる絵になる
天然の杉による床柱
触ってみるとすばらしさが伝わってくる
極めが細かく光沢が肌を流れます
こういった物は今では出会えないものです
欄間部に入るガラスのテクスチャー
トイレ前の洗面台
家の各部にもしっかりと
雰囲気が伝わっています
家の中心の暗い釜場に落ちる光り
家の奥に配置される洋室
部屋に入った瞬間ため息が出てしまう
深みのある木の色、高い天井としっかりした床
どれをとってもすごい
右手の壁には奥の蔵に続く勝手戸
なんだか掃除をしたくなってしまう。
洋室天井の作り込み
すごみのある格天井には桜が
広い広いの邸宅を歩いているだけで色々な風景が流れていく
発見があり気持ちの残るこのすばらしい邸宅を保存できる方法が
何か無いのだろうかと考えてしまいました。



















コメント
結婚して2年ほど、築60年?以上?の平屋を、物置に使われていたのですが、そこを格安で借りて(風呂無し)、暮らしていたことを思い出しました。今はもう取り壊されて、新しい住宅が建っています。
写真からは、ちょっと、重い空気を感じるけど、
そうですね、
残したいですよね、こういう建物は。残したい。懐古趣味とは違う意味でも。
Posted by: moju3 | July 13, 2005 10:40 PM
■moju3さん
いらしゃいませーmoju3さん
実は同じようなことを考えてたりしてます。
モノを作るって事はNEWだけでなくUPDATEだったりREPAIRだったりどれもみんな僕にとってはMAKEです。
その為にいろいろ力がいることを知りました。
だから余計に「思い出」大切です。
Posted by: ろくろー | July 14, 2005 2:34 AM