自分にあう家がない
暮らしてみたいそんな家がなんだか具体的に想像できなくなっていませんか。それはもしかすると「今までの家族サイズの家」ばかりを見てきて現在の自分に当てはまらないと感じているからなのかもしれませんね。
何人で暮らしますか
子どもが独立し手の離れると大人たちは単身ひとりもしくは夫婦ふたりとして暮らしが初まります。
生涯未婚率の割合(2023年)は男性で28%女性は18%と増え続けておりそれとは別に離別死別などによる独身率は年々増加しています。
そして子なし夫婦の割合は現在10%を超えています。共働きの子どもなし夫婦をDINKs(ダブルインカム・ノーキッズ)と呼ぶ言葉もありますが年々増えています。
こう考えてみると人生でひとりふたりで暮らす時間が長いことに気が付きます。
世帯のための家の大きさ
昔の日本家屋は大家族でした。そこから現在は核家族化と共に家の間取りは親子2世代で暮らす「4.5人程度」が一般的に考えられています。
そのため一軒家といえばそれなりの大きさのものが求めれてきました。私が今まで設計してきた多くの家はそのサイズを前提としてきました。それは今後も変わらず求められるはずです。
「ひとり」か「ふたり」のための家
そこで改めて「ひとり」「ふたり」の単位でお家を想像してみると思い浮かぶのはアパートやマンションなどの1Kや2DKなどの集合住宅ではないでしょうか。
これではライフスタイルに合う人は少ないかもしれませんね。このことから「おひとりおふたり様」のための「家」考えていこうと思います。
大家族から核家族もあれば、おひとりふたり様のための家とはどんな家なのか。
これから「おひとりふたり様住宅」を少しずつ考えていきたいと思います。
参考:NIKKEI COMPASS 【2023年最新】日本の「未婚」「独身」を調査 日本全体の未婚者は32,790,076人、生涯未婚率は男性が28.25%、女性が17.85%[期間工]
参考:国立社会保障・人口問題研究所 夫婦調査の結果
https://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou16/JNFS16_Report04.pdf
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