瀬戸内の古港「鞆の浦」

建築士会の行事もあり
連休中に鞆の浦へ行ってきました。

瀬戸内の潮待ちの港としてかつて反映をした街
そこには色々な人が集まり
色々な文化が混じり合い
今では現在の文化と異種混合された街になっています。

鞆の浦の町並みには多くの石畳が見られます。

各建物にはそれぞれ工夫の凝らされた技術が見え隠れしています。


町並みの側にも影響を受けた建物達が見られます。
技術が集まり文化となりそこに育つ建物の方が私は魅力的に感じました。


軒先を競った地域だったのか建物と建物の隙間はふさがれ続けて居ました。
この町ではかつて家と家の間に増築をすることで一体の家に拡大していった
例がいくつも有ります。
現在の日本の法律に置いてはほぼ実現できませんが
この時代にそうやって広がり拡大していく家々が有ったと言うことは
現在の時代にも何かしらそういった方法が有ってもいいのでは
と感じさせられました。

数々の素晴らしい建物達は残り少なくなりつつも
現在にまだ息づいています。
時代に左右されやすいこういった遺産と呼べるべき物は
形を変えてでも時代に生き残れなければなりません。
だた駐車場の上屋になってしまっている旧家や
廃墟同然になっている物まであります。
何か現在に根ざす新しい形を提案できるのは建築士なのです。

偶然なのかお祭りに出会いました

鞆の浦ホームページ
鞆の浦の抱える危機

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