月の光で暮らす家

なんやかんやと

ドタバタと一週間経ってしましました。

この土日もとあるリフォーム相談会の相談員として

呉の文化会館に常駐の予定です。

そんな私に昨日

「風の回る家」に遊びに行ったときのこと

とても嬉しい事を聞かされました。

風の回る家は私の設計した住宅なのですが

クライアントと私の意見により

プライベートのある子供室以外は

カーテンもロールスクリーンもありません。

もちろんそれでも家のプライバシーは

確保しているのですが

夜になると普通は照明を点灯しますね。

ですがこの家の場合は中を明るくしてしまいますと

内部が丸見えになってしまします。

もちろん窓から中がのぞける位置は窓配置で

殆ど無いようには計画しています。

実は私個人的にこのことが住みながら夜照明を

気遣いながら住んでくれる一つのしかけと思っていました。

見られたくなければ「照明を暗くしたり少なく」調整するのです。

そうなれば明るい場所に家族は自然と集まり

家族同士がコミュニケーションを計ってくれるのではないか

という思いがありました。

その上でここに住むご家族の今の夜は

「照明いらないんですよ。」

「え?全くですか?」

「そうですね。付けてるとしたらダイニングテーブル上の

 ペンダントくらいかな。後勉強中の子供部屋くらいですよ。」

「それだけで?」

聞いてみるとカーテンレスなこの家の窓は

普段から「周囲の風景」「日差し」「プライベート」に特化した配置にしたため

夜に点灯する「街並みの明かり」「街頭」「月の光」などの環境光で過ごせると

言うのです。

「普段はTVさえ付けていれば十分明るいですよ」

「風通りもいいからエアコンもいらないしエコですエコ」

「無理してのエコではないので楽しみながらのエコですよ」

本当にこういった新しい生活スタイルが出来ると本当に嬉しい限りです。

今度夜中におじゃまさせて頂くことにします。

本当に楽しみです。その際には宜しくお願い足します。

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