フランクロイド・ライトの照明-タリアセン-

フランクロイド・ライトという建築家がいます。
建築家として有名な方なので聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。
彼は自分の設計した建物のために、照明や椅子などの家具をデザインしています。
そんな彼がライトの自邸として設計されたタリアセンという建築物があります。
そんなタリアセンの照明があります。
先日良くしていただいている知り合いの家具屋で組付けを行っていたので
見させていただきました。

支柱にコの字の幕を取り付けていきます。

幕の内側には耐熱の鉄板が仕込まれています。

支柱の下部です。
しっかりとした骨組みがされています。

交互に填る様になっている反射用の板です。
電球のあるコアの部分の上下どちらにでも
取り付けることができます。
このことで光の伸びと方向が変わり
変化をつけることができるようになっています。
しかも、驚くのはこの板は裏表で反射率が違います。

これでできあがりです。
この照明で感じる事は異常な存在感
F.L.ライトの有機的な建築物の中では
この存在感が逆に建築物に味わいを出していくのです。
私もいつかこの照明を置きたくなる様な家を設計したいと思います。

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