築34年の家に逢いに – 札幌市中古住宅リフォーム episode-1

今まで持ち家など思っても居なかったクライアントのご夫婦(以下Tご夫婦)が
築34年の家の佇まいに「一目惚れ」したことから始まりました。
その家がこちらです。

閑静な住宅街の中で110坪の敷地に立つ小柄な一軒家です。
きっとお二人はそれぞれ色々な暮らしを想像されたかと思います。
ここから、話は始まり不安な事も色々見えてきます。
日本の家としてのこれから住むには34歳はかなりご高齢な部類になります。
これから住む家として耐久性は問題ないのか?
色々な事を考えられた様です。
そんな状況で私にご相談頂きました。

建物平面図
敷地公図
Tご夫妻の撮影した写真130枚余り
丁寧な不動産会社さんのリフォーム記録
などを参考に打合せを重ねながら
この家で暮らすための案を話し合っていきました。
気候風土からシロアリなどの事様々なことを話し
その中で水回りのリフォームを考え始めました。

既存の図面を見せてもらったときの感想で
非常にまとまったコンセプトのあるお家と感じました。
導線は非常に自由で無駄も少ない分割り切った部屋の使い方を
要求される感じからきっと暮らすためにそのご家族の事を大切に作られた家のように感じました。
後日、実際にこの家を訪れて大切に暮らされていたんだなと感じて更にその事を実感することになります。
その上こちらの不動産会社の丁寧に記録を残してあるお陰で
色々な情報がわかりそれによると数年前に外壁と屋根をリフォームした経緯があり成る可く外部に手を加えないように窓の位置を意識しながらプランニングしました。そんな事を踏まえつつこれから住むT夫妻の暮らしにフィットするように水回りのリフォームプランを考えました。

Plan-1
洗面所廻りのみに絞り使いやすさを重視

Plan-2

水廻りの導線をシンプルに一直線「ものぐさライン」
お二人のシアトルの暮らしにあったユーティリティのイメージを参考に
収納を多めに付け加えプランニングしました。

そして4月初旬より一週間かけて北海道札幌市へ
中古住宅リフォームプランニングの打合せに行ってきました。

いよいよ「project家—ぃ」(T妻命名)の始まりです。
そんなT妻様のブログにも状況記事が載っております。
新・恋の話でもしたいところだが。(リンク集に追加させていただきました。)
同時進行関連記事家のこと。

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