暮らす人をまず感じたい – 風の回る家N邸 Vol.02

私は家を考える時には、出来ればその人の
現在住んでいる家を見たいと思っています。
私にとって一番解りやすいその人なりの暮らし方が
そこには有るからです。

今回のクライアントであるN御一家との打ち合わせは殆どが
N氏の家となりました。
晴れた日もあれば雨の日もある為色々な
考えがそこで浮かんだりするのも確かです。

何よりそのN御一家の為の家を考えるには
普段のN御一家の事を知らなければならないと思っています。

最初の内は
私はN御一家の事を勉強させて頂きながら
N御一家様にはプランニング図を元に
家の考え方やコンセプトの提案を聞いて頂きます。

実はこの時間がプランニングには本当に重要な事だと思っています。

最初は
「部屋が何個あって明るくて気持ちのいい家」
と言うレベルで言葉でプランニングがスタートします。

しかし時間を掛けしっかり練り上げていくと

・自分らしい正しい暮らし方
・自分の家の必要な項目
・家に求める物事の考え
・この土地で一番大切で快適な過ごし方

など話しながら考えていくことになります。
そうなると
「なぜ部屋が何個いるのか・・・」
「どんな部屋が明るくて気持ちいいか・・・」
と言う疑問を一緒にプランニングを重ねながら
進んでいきます。

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